2024年09月28日(土) 18:00 ~
「100 LIVE AGAIN」
@HEAVEN’S ROCK VJ-2
Y7,500
楽しいライブでした。
土曜の夜は賑やかです。そんな繁華街のライブハウスで、のんびりとビールを飲みながら開演を待ちます。客入れ曲は往年のロックです。
ツェッペリン Comimunication Breakdown
ステッペンウルフ Born to Be Wild
シンリジィ The Boys Are Back IN Town
ガンズアンドローゼス Live and Let It Die
レニークラヴィッツ Are You Gonna Go My Way
レインボー Since You Been Gone
ホワイトスネイク Fool for Your Loving
とまあこんなラインアップです。
昔のロックファンにとって、うれしい選曲です。ビールも美味いわけです。もちろんSHOW-YAの選曲なんでしょう。こういうベタなヒット曲でいいんですが、他では聞けませんね。
時間どうりに暗転すると、オープニングは「Immigrant Song」です。大歓声の中でSHOW-YAのメンバーが出てきます。
「Look at Me」で始まりました。
SHOW-YAのメジャーデビューは1985年ですが、結成は81年頃のようです。現役ガールズバンドとしては最古参ともいわれます。しかし、VIXENはたぶん80年ですので、そこらへんは微妙なところです。まあ大勢に影響はないですけど。
音は伝統的なハードロックです。それ以上でもそれ以下でもありません。エイトビートが気持ちいいです。これこそオールドロックファンが望んでいる音でしょう。
メンバーたちは全員が還暦を過ぎています。それでちゃんとロックになっているのか?そういう疑問もあるでしょう。それは問題ないです。期待通りのロックを聞かせてくれます。音も充分ハードでした。
ただ、正直な感想を言うと、やはり全盛期のそれではないと感じます。尖ったり、威勢が良かったり、そういうところはありません。いい意味で緩さがありました。でも、これでいいんじゃないでしょうか。現実は変えられません。頑張りすぎないことです。楽しんで演奏してくれれば十分です。歴史を重ねないと出ない味もあります。私は充分楽しみました。こんなバンドが日本いて、週末の夜を楽しめるのです。これはロックファンにとって幸せなことです。
ラストはAC/DCのカバーをやったけど、「Whole Lotta Rosie」でした。超グラマー女性の歌で、スリーサイズや体重まで歌ってる。まあ 素朴な歌詞ですね。昔のブルースみたいです。この女性は22才でオーバードーズで亡くなったそうです。しかし、「Highway to Hell」とか「Black in Black」とか色々あるのに、なぜこの曲なのでしょう?
最後に音源をかけました。1986年のデビュー曲「素敵にダンシング」でした。今と全然違います。寺田恵子の声はまるでアイドル、別人です。時代を感じました。
約90分、10曲のライブでした。
今回のツアーは「100 LIVE AGAIN」です。1988年に行った100本ライブ「100 LIVE」を再現する、メジャーデビュー40周年記念ツアーです。まだ始まったばかりで、スケジュールはこれから少しずつ発表されるようです。もしあなたの近くで開催されたら、遊びに行ってみてください。きっと楽しい一時を過ごせるはずです。
盛り上がってたんだけど、客入りは6割くらいでしょう。ばらけているので空スペースがあるわけじゃないし、見やすくていいんだけど、やはり少し寂しい。
テレビの格付けチェックにSHOW-YAが出てました。
ライブで寺田恵子が出演するので見てくれと言ってました。なんか嫌な予感がしたんだけど、TVerで見ました。
SHOW-YAと小学生バンドの聞き比べです。歌は両方とも寺田恵子です。要するに楽器隊の見極めです。回答者は全員が小学生バンドを本物と判定しました。う~んという感じだけど、実は私も小学生の方が本物だと思いました。ギター、ベース、キーボードはほぼ完璧、違いが分かるのはドラムくらいです。で、このドラムが曲者でした。驚くことに小学生の方もツーバスになってた。チューニングに張りがあり、大きく打ち込むので、音が鋭く聞こえる。だから私も小学生バンドを選んだのでしょう。しかし、私としても納得がいかず、何度も聞いてみました。そしてなるほどという感じになりました。
角田のドラムはいつも通り、特別に気合が入ってるという感じではない。ファンなら癖で分かったかもしれません。単純に挑戦者が上手かったのです。小学生だったのはショックでしたが、そういうこともあるでしょう。今どきは子供でもメチャクチャ上手い人がいますからね。
昔のことですが、NAONのYAONで角田のツーバスを聞いて驚いたことがあります。他のバンドのドラムとは別次元の音を出してた。単にセッティングの違いかもしれませんが、広がりのあるツーバスは凄かったです。
シンプルなエイトビートを叩いて、40年間SHOW-YAを支えてきたドラムです。称賛しかありません。
セトリ
Look at Me
私は嵐
TOKYO, I Scream
Trouble
しどけなくエモーション
組曲~Battle Orchestra~
You Turn Me Over
限界LOVERS
Fairy
Whole Lotta Rosie / AC DC
素敵にダンシング (音源 86年)
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