NEK! 250830

ライブレポート

NEK! 1ST ZEPP ONE MAN 【#拡散中 #ネキ界隈】
2025-08-30 (土) 17:00開演
@Zepp Shinjyuku
Y5,000

Zepp新宿のキャパは1500人です。当日券も出てましたがソールドアウトのようです。
2024年2月に結成したバンドですから、一年半でZEPPソールドは凄い勢いです。YouTubeの再生回数で一番多いGet Overでも45万回くらいです。人気というものは分からないですね。

整理番号がA40番代だったので2列目を取れました。ギターのNatsuの前です。全身を見れる位置でステージを見るのは久しぶりです。ちょっと心配でしたが、モッシュや圧縮もなく快適に楽しめました。BAND-MAIDのシャツやグッズを持ってる人もチラホラいて、やはり共通性があるんだなと再認識しました。

客入れ曲は客層を考えた選曲でした。若い人や女性もいましたが、やはり主力は中高年男性です。

Gimme Shelter  ストーンズ 
Welcom to the Jangle  ガンズ 
Pcychological  スリップノット 
Back in Black   AC/DC
Layla   デレク&ドミノス

などなど、おじさんたちも納得の選曲でしょう。こんなに気の利いた選曲は初めてです。
3月のO-WEST公演ではビルボートチャート風というか、今風のカッコいい曲が流れたので、ちょっと驚きました。6月に見たHAGANEのライブでもメタル系の名曲がかかってました。今までこういうのはありませんでした。ガールズバンドも現実を受け入れた戦略をとるようになったのでしょうか。なにしろ、こういうのは楽しいです。待ってる間にも体が動きます。

ほぼ時間どうりに開演です。
初オリジナル曲で最大のヒット曲Get Overで始まりました。さすがに最初は演奏もちょっと硬かったです。Zepp新宿はとても音がいいので、純粋に音楽が楽しめます。ステージ前というのはPAの音軸から外れてることがあり、音的にはハズレだったりしますが、そんなことはなかった。

moonを聞いていたらポリスを思い出しました。たとえばEvery Breath You Takeとかです。カッコいいです。アコギはじまりの曲なんですが、典型的なエイトビート曲で気持ちいいです。
その後の数曲も、曲名はわからないんだけど、タイトでシンプルな8ビート曲で泣きたくなった。往年のハードロックを思い出します。歯切れのいいドラムに合わせて刻んでくるギターとベース、難しいことする必要はないんですよね。

ギターバトルみたいのが始まったので、何かなと思ったらzero sumのイントロでした。ちょっとBAND-MAIDを思い出しました。そういえば、ポニーキャニオンからメジャーデビューするそうです。BAND-MAIDと同じですね。

みんな歌ってました。サビの部分だけでも歌詞を覚えてこなかったことを後悔しました。

全19曲、約105分のライブでした。楽しかったです。Dreams!!!!とGet Overは2回やりましたね。記念すべき憧れのZEPP公演と言ってたんだけど、最後に集合写真を撮らなかったのが意外。案外ドライなのかもしれません。

演奏がうまいというのか、いいんですよね。ロックとしてまとまってる感じです。キャリアもそんなにないのに、何でこんなにいいのかなと思います。普通は全員がイヤモニをつけてクリックに合わせて演奏します。NEK!はドラムだけがイヤモニをつけてて、あとはそのドラムに合わせてセーノでやってると思います。それらへんに違いがでるのかもしれない、と素人考えをしたりします。単なる思い付きです。
Hikaのボーカルは魅力的ですが、低音に努力の余地がありますね。期待してます。
今時のバンドなので四つ打ちが多いですが、エイトビートもガッツリやってくれます。それがほんとに好きなんです。気持ちいいです。そういえばギターソロも往年のハードロックを彷彿とさせるところがあります。ボーカル、ギター、ベース、ドラム、このメンバーの組み合わせは、なんだか奇蹟的な感じもします。もっと大きくなるはずです。

ネットで知り合って結成したということだけど、そこらへんがフワッとしてます。プロデューサー的な人がいるはずなんだけど、どうなんでしょう。田邊有希、川口タイガー祐介、雲居ハルカそこらへんの人脈でしょうか。どうでもいいことですが、ちょっと気になります。

白いのはテープです。

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