2025年06月24日 （火）18:30～
HAGANE Full Album Release Tour 「TOP OF THE TOWER」
@渋谷CLUB QUATTRO
オールスタンディングY6,000
最初におことわりです。今回のライブレポートは途中までです。読み進んでもガッカリすると思います。すみません。
HAGANEは４月のNAONのYAONでちょっと見ましたが、ワンマンは去年の7月以来です。楽しみにしてました。
チケットはソールドアウトです。このツアー12か所はほぼソールドアウトしたようです。追加公演も9カ所発表されました。メジャーへのレールに乗った感じですね。
渋谷クラブクアトロはちょっと癖のある会場なので、開場時間に合わせて到着しました。柱があったり、明らかにスピーカーの音軸から外れてるエリアがあったり、立ち位置は選ぶ必要があります。キャパは600とも750ともいわれてますが、満員にしてはいけませんね。しかし、今日はパンパンの満員です。なんとか音のよさそうて正面筋を取れました。
観客は言うまでもなく、ほぼ中高年男性です。
客入れ曲はそのおっさんたちが大喜びしそうな選曲でした。
Into the Arena マイケルシェンカー
Burning Heart ドラゴンフォース
The Trooper アイアンメイデン
Out In the Fields ゲイリームーア
Paranoid オジーオズボーン
Lovin’ you baby キッス
Burn ホワイトスネイク
これは彼女たちの音楽的ルーツというより、客層を考えた上での選曲でしょう。エンターテインメントですから、観客を喜ばせることを考えるのは良いことです。こういうところからもHAGANEの成長を実感できました。他のバンドはこんな目的をもった選曲はまずしません。意識高い系のオシャレなアルバムをそっくり聞かされるのは、私のような俗物にはちょっと残念です。
最後のBurnはパープルではなくホワイトスネイクを選んだのは面白いですね。ご機嫌なBurnの音が大きくなり、照明が消え、歓声が爆発します。いよいよオープニングです。このワクワク感、たまりません。
最初は天下五剣です。凪希は初めから飛ばしてきます。一曲二曲目は抑え気味にしてるなと感じる歌手が多いですが、凪希は最初から全開ですね。頼もしいです。
次の曲はBlack Cultでした。私の好きな曲です。凪希の実力を感じられます。中低音もしっかり声がでてますし、ハイトーンもよく響いてます。
Kagomeは和風の曲で、CDで聞いた時はちょっと違和感があったんだけど、ライブではなかなかよかった。
HAGANEの音はもう出来上がってますね。これぞHAGANEの音という感じです。
手数の多い激しいドラムが休むことなく響いて会場を満たします。ベースも音がハードになって、ソロパートなども増えました。以前からメタルバンドのベースとしては音が大きめだったと思うけど、更に積極的になった感じです。ギターは速弾きしっぱなしという印象です。リフの使い方がうまくなった気がします。リフの鳴らし方がカッコいいです。ボーカルも基本的に声が太いので存在感があります。そのうち独自のスタイルができてくるでしょう。立ち位置的にはLOVEBITEのASAMIに近いのかなと思います。ASAMIは2時間完璧にコントロールして歌えるので、凪希も将来が楽しみです。そういえば凪希はウェイトトレーニングをしているらしく、右腕を見せて自慢してました。筋肉質の見事な腕でカッコよかったです。ミドリより太い感じです。女性の筋肉自慢というのも時代を感じます。
ライブハウスの音響は普通でした。前回見た横浜ReNYの音響が素晴らしかったので、それと比べると不満は感じました。ドラムの音がぜんぜん違うんですよ。まあしかたないです。
１時間ほどして、体調が悪くなりました。まずいなと思って外へでました。とても残念だったのですが、下手に頑張って迷惑をかけてもいけません。夏バテ気味だったところに酒を飲んだのがいけなかったのでじょう。自業自得です。今は元気ですよ。
ということで、レポートはこれで終わりです。
途中までですが、素晴らしいライブでした。ポテンシャルしかありません。ひとつだけ注文をつけると、私はトークが好きではないので、おしゃべりは多くないほうがいいです。ひょっとしてトークを売りのひとつにしようと考えてるなら、思い直してください。演奏はプロでもトークはプロではないので、エンタメとしては限界はあるように思います。メタルバンドでいいんです。
年末に新宿Zeppでのライブがあるので、そっちも行きたいです。
Crossfaith が話題になってますね。事情が分からないので何も言えません。アップデートが必要なんでしょう。 追記 06/29：生のDM見たけど、完全にアウトですね。日本でもアウトだ。
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