2024年08月30日(金)18:00~
BAND-MAID 番外編お給仕 Medium in Summer
@Spotify O-EAST
Y7,000
台風10号が迷走していましたが、関東地方にはそれほど影響はなく、開催となりました。渋谷は人でいっぱいです。同日、aikoは茅ヶ崎サザンビーチで野外コンサートを開催しています。
会場はもちろん満員です。狭めの箱なのでステージが近くていい感じです。
客入れ曲はオアシスでした。オアシスは数日前に15年ぶりの再結成を発表したばかりです。しかし、それとは関係ありません。ここ最近のライブでは続けてオアシスを流してます。Whateverは何回聞いてもいいですね、名曲です。客入れ曲はミュージシャン本人が選曲しますので、その人の音楽の趣味や歴史が現れるはずです。そして、観客に聞かせたい音楽でもあるでしょう。つまり、客入れ曲の時点で、コンサートはもう始まっているのです。しかし、BAND-MAIDは一味違います。このクールさはなんだろうなと思います。
期待は最高潮、客入れ曲が止まると歓声が沸きます。
舞台はシンプルです。ハードロックに余計な演出はいりません。
今回はミドルテンポの曲が中心となる番外編です。前半は激しい曲がなく、いつもと違う雰囲気となりました。もちろん観客は盛り上がってます。歌うべきところでは歌ってます。
小鳩がアコギの弾き語りで「Big Dad」を歌います。ファーストアルバムのMADE IN JAPANに収録された最初期の曲です。小鳩の丸ごと弾き語りは初めてです。少し緊張してたようで、ちっょとハラハラしました。みんな手拍子で応援してたけど、かえって歌いずらかったかもしれません。手拍子が頭打ちだったからです。長年ロックを聞いてきたロック世代のはずですが、頭打ちになってしまうんですね。これはBAND-MAIDファンをディスってるわけじゃありません。ライブに行くと、時に手拍子になることがありますが、どこのファンでも頭打ちです。裏打ち手拍子は聞いたことありません。日本人の業は深いようです。
ラストはThe Warningとのコラボ曲SHOW THEMDでした。背後に大きくMVを映しての演奏です。SAIKIとダニエルのツインボーカルです。SAIKIはもちろん生歌ですが、ダニエルのパートは音源です。うまくミキシング出来てました。違和感ありません。変な話だけど、MVをそのまま見ているように錯覚しました。それだけ再現性が高いんですね。もちろん生演奏ですから迫力は違いますよ。
大盛り上がりの余韻が醒めないうちにライブ終了です。アンコールはありません。こういう終わり方はほんとに好きです。いい気分で帰途につけます。ちょっと物足りないくらいが上品です。
110分、22曲のライブでした。
実力派BAND-MAIDですから、当然のことライブは素晴らしかったです。激し目の曲が多かった後半は一層盛り上がりました。やはり真骨頂は激しい曲です。しかし、熱心なファンなら聞いておくべきライブだったでしょう。
2週間前のサマソニでもBAND-MAIDを見ました。考えられたセトリで、ギターバトルやドラムソロなども交えて、ハードロックバンド、BAND-MAIDの魅力を効果的に表現できてたと思います。サマソニは当初の期待値が低かっただけに、思ったより楽しめました。しかし、来年もこんなラインアップなら、もういいかなという感じです。Number_i は世界進出とかコーチュラ出演などと騒がれていて、ロック系プレスにも取り上げられていました。ちょっと楽しみにしていましたが、期待外れでした。今年のサマソニを象徴してるように感じました。
ライブ後にSNSなどを読みました。みんな熱く感動を語っています。興奮が伝わってきます。しかし、私の文章には熱量がありません。BAND-MAIDのライブは50回近く見てます。新鮮な興奮はもうないのです。これは仕方がないことです。ご容赦ください。
セットリスト
1.Awkward
2.start over
3.At the drop of a hat
4.about Us
5.YOLO
6.Wonderland
7.azure
8.matchless GUM
9.anemone
10.PAGE
11.Big Dad
12.Memorable
13.Catharsis
14.endless Story
15.Mirage
16.Daydreaming
17.Bestie
18.Choose me
19.CHEMICAL REACTION
20.Bubble
21.Manners
22.SHOW THEM
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