SCANDAL 250405

2025年04月05日（土）　18：00 ~
SCANDAL – TOUR 2025″LOVE, SPARK, JOY!”
@Zepp DiverCity

1Fスタンディング　　Y7,000
学割1Fスタンディング Y6,000
1F後方指定席　　　　Y7,500
学割1F後方指定席　　Y6,500
2F指定席　　　　　　Y8,000
学割2F指定席　　　 Y7,000

国内ツアー14回公演の最終日です。キャンセルがあったようなので、振替公演は残ってるようです。今後、米国ツアーで５公演もあるので、まだツアーは続きます。
Zeppは２回公演で、二日目の今日は満員です。独特の熱気があります。前回見たのは3年前のクリスマス公演なので、この感じは久しぶりです。このツアーの別のチケットが外れていたので、やっと見られたという感じです。
観客は男性中心ですが、老若男女の多彩さもあります。私のホームであるハード系ガールズバンドは、中高年男性に偏ってるので、ちょっと羨ましい感じはあります。やっぱりある種の閉塞感みたいのがあります。とにかく、SCANDALはガールズバンドのトップグループを走って19年にもなります。横浜アリーナ２days公演もしたことがあります。これからも順調でしょう。

客入れ曲はこんなでした。

Tristan Prettyman – Love Love Love
KT Tunstall – Soddenly I see
Corinne Bailey Rae – Put Your Records ON
Vanessa Carlton – A Thousand Miles
Ed Sheeran – Celestial
Clean Bandit　- Symphony

私には馴染みがないせいか渋い選曲という印象です。女性ボーカルで、落ち着いたソフトロックというか、アコースティック系、あるいはシンガーソングライターというのでしょうか、10年15年前にヒットしてたという感じです。私の認識違いだったらすみません。流行に疎いのです。ポップなイメージがあるSCANDALの核の部分には、こういう音楽もあるのかと、妙に納得しました。エド・シーランが一曲ありますが、世界観は似てますね。ポケモンに救われた曲らしいけど、何か意味があるのでしょうか。

5分ほど遅れて開演です。
オープニングはツアータイトルにもある新EPの LOVE, SPARK, JOY! から「Terra Boy」でした。リズミックでポップ、いかにもSCANDALという楽しい曲です。観客も最初から盛り上がってます。いかにも楽し気という感じで、声援の合わせ方とか、ちょっと宴会風のノリで独特です。19年目というキャリアがこの雰囲気を育んでいるんでしょう。

あらためてSCANDALの音を再確認しました。4人とも美形だし、楽曲はポップで、歌唱もJ-POP歌唱です。初期のヒット曲「少女S」のMVの印象が強いこともあり、どうしてもアイドルバンドのイメージがあります。しかし、実際の音はストレートなロックです。ドラムやベースの音作りはほとんどハードロックです。ライブで生音を聞くと、それをよく感じます。私は熱心なファンではないのですが、時々無性にライブに行きたくなのるは、このハードな成分のせいかもしれません。MAMIのギターは面白い変わったリフやフレーズを弾くので、これも楽しみのひとつです。
来年はいよいよ20年目ですが、何か大きいことを予定しているようです。何をするんでしょうか？SCANDAL主催の大型フェスとかだったら面白いですね。独特の世界観のフェスになるかも。

約106分、全19曲のライブでした。
もうベテランなので、万事過不足なくというステージでした。たとえばトークの分量と配分の塩梅です。実は私はトークが好きではなく、そんな暇があったら一曲でも多く演奏してくれと思ってます。けれど、本人たちのトークが聞きたいというファンもいます。いろんなファンに向けての塩梅が絶妙な感じがしました。演奏時間として短めの106分も絶妙です。ちょっと物足りない感じも悪くないです。それに2時間立っているのは辛いという人もいるでしょう。そういえば、１F後方指定席というのがあったんだけど、後ろの方の一段高くなったフロアに椅子を並べて指定席にしてた。座ってたら見えないので立つことになります。一段高いのでそこそこの視界はあります。疲れたら座れるので楽です。これが500円なら悪くないと思った。セトリは、私としてはもう少しキラー曲が欲しかったかな。ヒット曲を並べるベタな展開が好きなのです。

夜もだいぶ暖かくなってきてます。足取りも軽く楽しい気分で帰れました。

セトリ