2024-05-18
TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2024
@新木場・若洲公演 NEW BEAT SQUARE
今回のメトロックで一番の楽しみはEast Of Edenでした。
その出現は突然でした。2023年8月にEast Of Edenの結成が発表されました。それと同時にファーストシングルのEvolveがYouTubeで公開になります。 ボーカルはprediaともちとちーずでボーカルをとった湊あかね、ギターはD DriveのYukiです。これだけでも興味が湧いてきます。
10月にはZepp DiverCityでファーストワンマンライブを開くと告知されます。正直、いきなりZeppは冒険が過ぎると思いました。DiverCityはキャパ2400です、残念なことにならなければいいけどと心配でした。私は見に行くかどうか迷いました。何しろまだ一曲しか発表になってません。しかし、あっと言う間にソールドアウトしたようです。シマッタと思いましたが後の祭りです。若干の不自然さも感じましたが、とんだ見込み違いだったようです。
バイオリンフューチャーというとUnlucky Morpheusを思い出します。アンキモはメタルらしく、ライブでは圧倒的な音圧をかけてきます。Fukiという強力なボーカルもいます。湊あかねはどんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょう。prediaでのボーカルは素晴らしかったです。EOEはメタルではありませんが、どんなライブになるのか、とても楽しみでした。
会場はNEW BEAT SQ.で、小さめなの会場なので早めに入りしました。人気バンドだと入場制限が掛かるときがあります。残念ながら今回はそれほどの観客はいませんでした。
14時50分から開演です。黒と白のフォーマルな衣装で出てきました。いずれもスタイルのいいアラサー美女たちで、落ち着いた大人の雰囲気です。出てきただけでホレボレします。ガールズバンドは数あれど、こういう大人の雰囲気は他ではありませんね。
最初に感じたのは音が良くない、でした。歪みがあるような音です。現場のPAの設営が上手くいってないのでしょう。仕方ありません。
期待していた湊あかねのボーカルですが、発声や音程がいまひとつです。う~んと思ったけど、徐々に良くなってきました。場数は充分に踏んでいるはずなので、緊張ということは無いでしょう。スロースターターなのかもしれません。後半は好調になり素晴らしいボーカルでした。何と言っても声質が魅力的です。太さもあり、迫力があります。聞いていて気持ちいいです。上手いより気持ちいい、これがボーカルとって大切です。もっと聞きたいという気持ちになりました。バイオリニストが作った、バイオリンフィーチャーのバンドですが、バイオリンが浮くことがなく馴染んでました。聞きやすいです。
途中で猛烈なハウリングが起こり始めました。聞いてられないくらいのヒドイものでした。サウンドチェックの時に、きちんと音を出してなかったので、変だなと思ってたら、案の定です。もっとも、ミキサーが悪いのか、プレーヤーが悪いのが、あるいはその他の原因か、私にはわかりませんけど、不運な出来事です。後でABEMAで放送したのも聞いたのですが、ハウリングがかなり消えてました。うまく編集するもんだなと感心しました。
PAの音は今ひとつでしたが、バランスは良かったです。バイオリン、ギター、ボーカル、音量のバランスは難しいと思います。ここでは適当に抑えてあってまとまってました。アンキモは時に過剰になることがあります。
これはEOEのスタイルかもしれませんが、プレーヤーはホームポジションからほとんど動きません。スタジオミュージシャンを集めましたという印象です。もうちょっと動き回ってもいいんじゃないかと思います。今後に期待です。
いろいろ問題もあったけど、Evolve、花美などはほんとカッコよかったです。楽しめました。
フェスで30分見ただけでは良く分かりません。来月の豊洲PITでのワンマンに行くので、そこで確かめられると思ってます。
この後、ウインドミルでWESTが出演してました。ジャニーズWESTですね。なんか凄い人気でした。熱いファンが多いようです。ロックフェスも変わっていきます。HipHop系がどんどん増えてきます。サマソニも今年はロックバンドが激減して、代わりにK-POPが大量にラインアップされてます。これも時代なんですかね。残念です。
まだ5月なのに暑い一日でした。
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