大村バンド / KOIAI 241005

ライブレポート

2024年10月05日(土) 17:00~
「竜虎相搏」
@赤羽ReNY alpha
プレミアム Y10,000
一般 Y6,500
U25 Y2,000

KOIAIを見るのは初めてです。
気にはなっていたのですが、今まで見るチャンスがありませんでした。会場は満員でした。人が入りきらず、再三にわたって詰めるよう要請がありました。熱気もありました。
いつものようにレポートを書きたいところですが、困っています。

Li-sa-Xは天才ギター少女としてYouTubeに登場してきました。Polyphiaを軽々と弾きこなす女児には驚きしかありませんでした。その後も順調にキャリアを積んできました。
葉月はMUSIC INSTITUTE を出て、Disqualia(DESTROSEのメンバーだった成美が結成)に加入、Li-sa-XバンドからKOIAI、そしてNEMOPHILAのギタリストとなってます。
わかざえもんは洗足学園音楽大学を出て、様々なサポートしてきました。マーティのバンドで海外ツアーなどもしてます。コロナナモレモモから、現在はEAST OF EDENのメンバーです。KOIAIはサポートとなります。
佐藤奏も天才ドラマーとして子供の頃からプロとして活躍してます。どからかというとジャズ系ですが、様々な賞も取っています。Ear Candy Jazz Factory、Musesでもドラムとして活躍してます。
KOTONOはBABYMETALのサポートダンサー、IRONBUNNYのボーカルとキャリアを重ねてます。

ということで、それぞれの実力は折り紙付きです。どう考えても最高のライブになるはずです。ところが最高のライブではありませんでした。

要約すれば、ギターとボーカルの音量が小さすぎて聞こえなかったということです。そのため評価不能となっているのです。
ベースとドラム、そしてSEはよく聞こえました。両方とも素晴らしい演奏でした。特にバスドラの高速連打が印象に残ってます。早くて強くてクリアだった。以前、HAGANEのライブをここで聞きましたが、その時もベースが大きく、ギターとボーカルは小さめでした。その時は、こういうバランスもありかなと思いました。けっこう楽しめたのです。

軽々なことは言えませんが、やはりミキシングに問題があるということでしょう。しかし、生音を聞きながらプロがミキシングしてるわけですから、どうしてこうなのるかわかりません。会場には太い柱が2本あるので、音響的な悪さをしているのかもしれません。ミキシングブースに居てはわからない、デッドスポットのような所があるのでしょうか?

今回は対バンです。次は大村バンドでした。
こちらはよかったです。ボーカルもギターも普通に聞こえてきます。迫力あるメタルを楽しめました。しかし、なぜこうなるのかわかりません。私の仮説は成り立ちません。葉月は大村孝佳の弟子筋(大村はMIの講師)にあたります。他もみんな若いですから、なんか経験の差みたいのがあるのでしょうか。

アンコールでは二つのバンドのセッションとなりました。
大村バンドのボーカルのKUZEはもちろんキャリア豊富です。もともとはギタリストですが、メタルボーカリストとして活躍してます。KOTONOも一緒に歌ってましたが、単純に声量が足りないと感じました。バランスが良くなかったです。
ドラムは途中で交代しました。こちらは問題ありませんでした。両者とも素晴らしかった。ベースのわかざえもんはサポートのためか、出てきませんでした。ベースは大村バンドのShoyoが勤めます。
トリプルギターになりました。音は小さめでも、まずまずいい感じで楽しめました。トリプルはあまり聞く機会がありませんから、楽しいです。ミキサーが3本のギターのバランスを上手く取ってるようです。技術に問題はないんですね。

ということで、私にはわけが分からないライブになりました。
レポートを書くのをやめようとも思ったのですが、こういうこともあるでしょう。それなりに正直に書いてみました。私のレポートなど当てになりませんので、話半分に読んでくれれば幸いです。
次の機会を楽しみにします。

フロアに柱のあるライブハウスは、渋谷eggman、O-CREST、横浜BAYHALL、
仙台RENSAなどたくさんありますが、ここが一番大きいです。

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